マインドフルごはん

季節の味や各地の特産物を使ったお料理を紹介します。

マインドフルに筍を食べる

桜の次は筍の季節!

朝堀りの筍で天ぷらと炊き込みご飯を作ります。

 

 

皮を3枚ほど剥いて、頭を斜めに切り、切り込みを入れます。

下の部分を綺麗に切って処理します。

赤い点の部分も切ります。

 

水はかぶるくらいの量で、米ぬかは精米した際に出たものを利用しました。

鷹の爪を1本。

 

 

落とし蓋をします。

クッキングペーパーに穴を開けて。

中火で様子をみます。

 

オイゲンのお国自慢(28cm IH対応)でじっくりゆがいていきます。

 

 

クッキングペーパーの穴は、もう少し大きめでも良かったかもしれません。

糠が穴を塞いでしまっていました。

少し火力を落としたら落ち着いてきたので一安心。

鉄鍋は火力を落としても熱が下がらないのか、ゆっくり温めるのには効率が良いような気がします。

筍も入る大きさで安心のサイズ。

この大きさの鉄鍋としては軽いくて扱いやすいです。気にいりました!

 

約20分後に竹串を指したら硬さが残っていたので追加で10分。

いい感じに火が通っていたので、このまま冷まします。

 

皮を剥いて洗って。

思ったよりも小さくなりました。

最初の姿の4分の3くらいでしょうか。

もう少し大きいかとおもったのですが剥いてみるとこの通り。

筍をえらぶ時の目利きを育てたいところです。

 

天ぷらにしてみたいと思います。

筍の天ぷら衣には、木の芽を刻んで練り込みました。

ついでに、新玉ねぎと小海老のかき揚げと大葉も。

 

朝堀りを調理するのは初めて。

柔らかくて、でも食感はしっかりあります。

しかも筍自体に香りがあるんです!

水煮や、掘ってから時間をおいて湯掻いた筍との違いがここにありました。

 

筍の半分を炊き込みご飯にしてみました。

筍が柔らかくて、炊き込みご飯の味に馴染んで美味しい。

もう少し大きな筍を選べていれば、筍をもっと楽しめたのに!それだけが心残りです。

 

筍を食べると一息ついた様な感覚になりました。

4月の慌ただしい時期に筍を食べると、案外気分が落ち着くものですね。

 

朝堀りの筍が、こんなに美味しいことも初めて知りました。

来年も朝堀りをめがけて、市場に出かけてみようと思います。