冬が旬の牡蠣。
牡蠣の魅力を最大限に活かした「オリーブオイル漬け」をご紹介します。
とっても濃厚なので、牡蠣1粒でも満足感がありますよ。
びん詰めですので時間をおいて味の変化を楽しむのも醍醐味。
マインドフルに冬の時間を過ごす一品になることうけあいです。
この味を知ってからは、「牡蠣といえばこれ!」と思うくらい虜になっています。
今回のレシピも私が大好きな「こてらみや」さんの「魔法のびん詰め」に掲載されています。
材料はこちらです。
【材料】
むき牡蠣 250g
粗塩(牡蠣を洗う時に使用) 大さじ3
日本酒 大さじ2
醤油 小さじ2
オリーブオイル 適量
鷹の爪(小口切り) 1本の半分
にんにく 3かけ※
ローリエ 2枚(2瓶詰めるため)
※こてらみやさんのレシピでは1かけです。お好みの量で。
【器材】
びん (WECK の MOLD230ml、MOLD145mlの2つ)
にんにくはつぶして、鷹の爪は種を取り除いておきます。
スライスしたにんにくで作ったこともありますが、潰した方がにんにくの成分がオイルに馴染み風味が増した気がしたので、今回もつぶしていきます。
あらじおを牡蠣にふりかけて、手ですくうようにして塩で洗います。
黒い汚れが浮いてきたら、水で洗い流し、ザルにあげて水を切っておきます。
あたためたフライパンに牡蠣を入れ、ゆすって水分を飛ばしていきます。
牡蠣に余計な味がついては、と思いフライパンに油はひいていません。
くっつかないように、フライパンをゆする作業に集中しました。
こちらが水分を飛ばした状態です。
プリッとしていますね。
フライパンに焦げ付いている部分を食べてみたらこれが美味しい!
しょっぱいので食べ過ぎに注意してしてくださいね。
酒、醤油を入れていきます。
牡蠣の表面が乾燥してきたら、火から下ろして冷まします。
次は、瓶に詰めていきます。
最初にオリーブオイルで底辺を満たして、牡蠣を敷き詰めます。
その後、鷹の爪、にんにくを詰めていきます。これで1層完了。
この層を何段も重ねていくイメージです。
できるだけ隙間がないようにつめていくことを心がけました。
沢山牡蠣が詰まっているとオリーブオイルに旨味が溶け出して、オイル自体も美味しくなるような気がします。
にんにく好きなので一段に2個つめています。
瓶の上まできたら、ローリエをのせて完成!
できた瓶詰めは蓋をして冷蔵庫で保存します。
1週間経ってからたべると、牡蠣のフレッシュさが残っていて、オリーブオイルは牡蠣の旨みが溶け込み始めたかな、という感想でした。
この時点では、鷹の爪とニンニクの風味が強く感じます。
この味でももちろん美味しいのですが、もう少しマイルドな方が好みなので牡蠣を残して保存を続けました。
冷蔵庫保存なので、オイルが固まっているせいか、牡蠣の旨みの染み込み具合が今ひとつ。
牡蠣が入っているので常温で保存するのは難しいのですが、冷蔵庫の保管場所(冷気があたりにくい場所)や保管方法(びんに布などを巻く)を工夫して、次は旨味を効率よく溶け込ませてみようと思います。
食べたい気持ちを抑えながら、びん詰め作成から2週間経過。
牡蠣がまるでチーズのような感触になっていました!
オリーブオイルには、牡蠣の旨みが溶け込んで、ニンニクも鷹の爪もマイルドになってバランスよくなっています。
2週間目にしてやっと好みの味に出会えました。
自分好みの味になるまで時間をかけたりしながら、楽しむのもいいものですね。